2×4とは、この工法で使われる規格材の断面が呼称『2インチ×4インチ』であることから名付けられたものです。 2×4工法とは北米における一般工法です。2インチ×4インチの製材に構造用合板を貼り付けた耐力壁(パネル)を、壁、床、天井の6面に組み合わせてつくる箱型構造です。「枠組壁工法」と呼ばれています。
6つの面全体で外力を受け止めるため、エネルギーが分散され、高い耐震性を発揮します。
断熱材は隙間の無い様にパネル内部に張りめぐらされるので、断熱性・気密性に優れた住宅となります。さらに、気密性が高いということは防音性が高いことにもつながり、より快適な住まいを実現できます。
耐力壁(パネル)でガッチリと囲われた箱型の形状とその内側の壁や天井に隙間なく張りめぐらされた石膏ボードにより高気密な室内空間をつくり出します。
全ての窓にはペアガラスを 使った気密性の高いサッシ を使っているので、開口部 分の気密性も安心です。
2×4工法は、床、壁、天井を面とする6面体を家の構造として持っているため、その構造自体に優れた断熱性と気密性を持っています。暖房効率の良い住宅が実現できますので、家中の温度差が少なく、暖房を止めても暖かさが持続しますので、急激なヒートショックが少なく、お年寄りや赤ちゃんにも安心です。
住宅火災は床下、壁内部の隙間、天井裏などの空気の流れのあるところに火が拡がって拡大すると言われています。しかし、2×4工法は建物全体が面材に囲まれているため、火や煙が他にまわりにくいのに加え、床や壁などの基本構造木材がファイヤーストップ材となり、空気の流れを遮断し、火の拡大を抑えます。また、2×4工法は石膏ボードを天井や壁の内側に貼ります。この石膏ボードには約21%の結晶水が含まれていて炎があたると約25分間水蒸気を放出して、構造体が発火点(約450℃)に達する時間を遅らせます。
火災現場:
石膏ボード裏側には火がまわっていない
シージングボード下地のカーペット貼りでしたがシージングをはがすと合板は焦げてもいませんでした。火元が床からだったにもかかわらず、復旧の時はそのまま使うことができました。
水蒸気を発生する石こうボード
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