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2023.10.18

工務課・森

想いの3/4‥

こんにちは、工務課の森です。

 

 

 

家の近くに市営の屋内プールができた。

20歳の頃始めた水泳、今では大切な生活の一部。

もう30年になる。

ここでの出来事はたくさんある。

この話はそのひとつです。

 

泳ぎ終えて更衣室で体を拭いていると、親子が入ってきた。

お父さんは40半ばで少しポッチャリタイプ、息子さんは高校へ入りたて、水泳部という感じ。

お父さんも若い頃は水泳をやっていたんだという様なはりきりの様子。

2人はよい雰囲気で、会話を続けながら着替え始めた。

 

若い子は華やかな色にバックプリントがあるショート丈の水着を格好良くはきこなしている。

息子さんはまさに、このタイプだ。

朱色にバックプリント、細身の締まった体にキマッていた。

 

ふとお父さんを見てみると同じタイプの黄色だ。

声を出さずにお父さんに「いいじゃん!」と言った。

 

しかし、お父さんが私に背を向けた時、丈の短い水着にお尻が収まりきらず、ハンケツになっていた。

 

このまま更衣室を出ようとしている。

 

私が、「お父さん、ハンケツですよ」‥
は、ない‥

 

心の中で強く念じた。

 

『おい、息子、気づけ、おまえが指摘しろ』

と‥

 

次の瞬間耳を疑った‥

 

 

 

息子がお父さんの腕に指を近づけ
「これ献血か?」と言った‥

 

お父さん「おう、ケンケツだ」と返す‥‥

 

 

ぇ! ‥‥ 。

 

 

強く念じた『ハ ンケツ』が‥

3/4通じた。

信じられない出来事だった。

 

すごい力が覚醒した‥

 

 

かも‥