worksお客さまの声

高浜市Hさま邸

要望をすべて叶えた住まいは1階で生活が完結する、家族がギュッと集まる住まい。

Customer Profile

  • ご家族構成/ご主人・奥さま・お子さま2人
  • 営業担当/村田
  • 構造/木造2×4工法 2階建て
  • 延床面積/108.47㎡(32.81坪)

住まいを建てようと思い立った経緯やきっかけを教えてください

社宅の期限が2年を切った時点で、これから2年あればゆっくり考えられると思い、家づくりの検討を始めました。
土地は太陽ハウジングも含めて数社に探してもらいましたが、地元の不動産会社が紹介してくれたこの土地が気に入り購入しました。通勤に便利なこと、九州出身(ご夫妻共)でのんびりと落ち着いた土地柄が好きなこと、一区画が49坪とゆったりした広さであること(刈谷・知立市の土地は40坪前後がほとんど)がここを選んだ理由です。

太陽ハウジングを知ったきっかけは何ですか?

太陽ハウジングは以前住んでいた社宅から歩いて行ける距離で、ポスティングで土地情報のチラシがよく入っていました。知立市・刈谷市の土地や家事情に強いイメージがあり、また会社が提携する建築会社でもありました。
2017年7月に開催されていたイベントに、フラッと遊びに行ったのが最初です。営業の村田さんが対応してくれて、同じ九州出身ということもあり、すぐに気が合い話も盛り上がり、「この人と一緒にやっていけたら安心だな」と感じました。
その時は、大手ハウスメーカーにプランニングや見積もりを依頼し検討していましたが、2017年8月には太陽ハウジングにお願いすることを決めました。

太陽ハウジングに依頼した決め手は何ですか?

まずは営業の村田さんの誠実な人柄です。要望リストに対して誠実に検討してくれた姿勢が好印象でした。

家づくりに対する要望や、こだわったところはどこですか?

要望は山のようにありました。建物のスペック、間取り、設備など40項目ほどの細かい要望リストをつくり、優先順位をつけて、これをどの会社にも見せていました。
1番大切にしたことは「リビングに家族が集まる住まい」。実家ではふたりとも、家族みんなが居間に集まり床に座って過ごすスタイルだったので、自分たちも子どもたちと同じようなスタイルで過ごしたいと思っていました。そのためにも2階に子どもが引きこもらず、「1階のワンフロアで生活のすべてが完結する家」にしたいと思いました。普通なら「もう一部屋和室を」というところを、1階で完結する生活に重点を置いて間取りを決めていきました。

【1階で生活を完結させるためにこだわったこと】

・1階完結の生活スタイルを考えた時に、服をしまったり着替えたりする場所が必要と思い、1階にウォークインクローゼットを設置しました。おかげで、「1階で洗う・庭で干す・1階のWICにしまう」といった洗濯動線が1階で完結しています。
・また、子どもが宿題をする場所が必要と思い、キッチン対面の造り付けカウンターをお願いしました。一人での軽食、PC作業、子どもの勉強、ミシンがけなど作業台として活用しています。

【リビングを居心地よくするために】
・リビングを畳敷きに。ふたりとも実家ではダイニングテーブルで食事をする習慣がなかったので、リビングで座卓を囲んで家族皆で食事をするスタイルをそのまま取り入れたいと思いました。もし床をフローリングにしても、結局、絨毯を敷いて床に座ることが想像できたので、リビング全体を和紙製の畳敷にしました。ダイケンの和紙製畳は「日焼けしない・虫がこない・カビない」、床暖房にも対応しています。
・リビングの南向きの窓を大きくして、庭の開けた景色と明るさを取り入れるようにしました。リビング続きのウッドデッキでお昼を食べたりしています。

【そのほか】
・間取り・設備・内装材などすべてにおいて、お客様が来たときの見栄えより、自分たちの日々の機能性にこだわりました。
・キッチンのすぐ横に、トイレ・洗面脱衣室・バスルームが集約されたサニタリーペースを配置しました。生活動線の短さと、寒がりなので冬にLDKの暖かさがここまで流れてくるように。
・日差しがよく入る明るい住まいにしたかったので、階段途中の窓を大きくして朝日がたっぷり入るようにしました。リビングドアはガラス窓があるタイプを選び、玄関からの光がリビングにも入るように工夫しました。夏でもできるだけ自然の風で過ごせるように、風の通り道を考えながら窓を多く設けました。
・アレルギーのリスクを避けるために、体に優しい自然素材とセラミックを混ぜた塗り壁材(ガイナの外壁用)を内装(壁や天井)に使いました。色は落ち着きのあるベージュで。
・床はイクタのナラ樫複合フローリングに。無垢のような素材感や木目の感じが気に入っています。

【各所について】
(1階ウォークインクローゼット)
・おしゃれ着や特別な時の服以外、家族のほとんどの衣類やバッグを収納しています。夫婦とも背が高いので、ハンガーパイプの高さは一般より15cm高い位置に設置しました。おかげで下に収納ケースが余裕をもって置けたり、ハンガーパイプを2段で設置できたりしました。
・子どもの服をずらっとパイプに掛けられて、服を一目で把握できるので、子どもが自分で服を選んでいます。

(階段下収納)
・間取り上、パントリーを造れなかったので、階段下を日用品が何でも置ける収納スペースにしました。「片付けが苦手だから隠す場所がいっぱい欲しかったんです」。(奥さま)

(サニタリースペース)
・洗面脱衣室とバスルームは、床や壁を清潔感のあるホワイトカラーでまとめました。
・タオルや下着などここで使うものを収納できる造り付けの棚をお願いしました。
・娘が2人なので、将来お風呂と洗面をパパと娘が同時に使うときを想定して、いずれ洗面室内にカーテンを設置できるよう天井に下地を入れてもらいました。
・洗面台は女3人が同時に支度をできるように幅が広いタイプを選びました。また、夫婦ともに背が高いので、腰に負担がかからないよう大工さんに台で底上げをしてもらいました
・壁はLDKと同じ調湿効果のある塗り壁です。そのおかげか、風呂上りにムワッと不快な感じがしません。

(キッチン)
・食洗機は、上下2段スライドするフロントオープンタイプに。それを一般的なシステムキッチンの真ん中ではなく一番左側に配置して、左側にシンクと食洗機がある洗いものスペース、右側にワークトップとコンロがある調理スペース、と分けたキッチンにしました。ワークトップはできるだけ広くしたかったので、コンロの幅で調整するなどいろいろとアレンジしてもらいました。柴田さんがメーカーと調整してくださったおかげで、思い通りのキッチンになりました。
・水栓(グローエ)は大きな鍋でも置いたまま水が入れられる、高く立ち上がったL字型のデザインにこだわりました。
・システムキッチンの天板とシンクの素材は、隙間ができないよう同じ素材で揃えたかったので、ステンレス一体型にして継ぎ目ができないようにしました。
・キッチンの背面収納はカウンターを広くとり、小型家電を一直線に並べて腰をかがめずに使えるようにしました。

(玄関)
・大人用の自転車も入るシューズインクローゼットは、靴用の棚と、カーグッズやアウトドア用品がしまえる棚に分けて造り付けてもらいました。

(2階)
・主寝室の床は他より濃い色目にして、落ち着いた雰囲気にしました。滅多に着ない服を収めるウォークインクローゼットもあります。
・子ども部屋のクローゼットのハンガーパイプは標準の高さで。「将来、自分たちで片づけたいと思うようになったら、自分たちで工夫して片づけてくれればいいと思います」。(奥さま)
・客用布団などもしまえる広い納戸があります。
・将来1階の洗面室が混みあっても困らないよう、2階にも洗面台を設置しました。

担当者からの提案で取り入れたものや、良いと思った提案・工夫点を教えてください

・LDKに接してトイレがあるので、大工さんが「遮音になるから」とトイレの壁に断熱材を入れてくれていました。
・階段下収納は大工さんと現場監督さんの提案で、デッドスペースを利用して収納空間を広げてくれました。おかげで扇風機など季節用品が収納できます。
・1階トイレはタンクレスで掃除がしやすいタイプにしましたが、設計の柴田さんから「タンクレスは災害時に停電したらモーターが動かず水がこなくなる」とアドバイスをもらい、2階トイレは災害対策でタンク付きタイプにしました。

 

家づくりへの想いや感想を教えてください

・「知らなくて進む」というのが嫌だったので、換気システムや外壁材、水周り設備などすべてを検討し納得した上で決めたものばかりです。例えば断熱材は、ふたりとも暖かい地域の出身で、愛知の“寒いし暑い”という気候に慣れなくて、「とにかく暖かい家にしたい」と思っていました。断熱材のタイプを自分たちでいろいろと調べましたが、強いこだわりやグレードの高さを希望したわけではなく、必要なものを必要なレベルできちんと取り入れたいと思っていました。その結果、太陽ハウジング標準のロックウールに決めましたが、それをしっかり施工してもらうことが大切だと思います。断熱材の充填の時は、本当にマメに現場を見に行きました。嫌な顔をせず説明をしてくださり、きちんと施工されている様子を見てとても安心できました。外壁についてはお金を出せるならタイルも考えましたが、建物にかかる負担も大きく、一番良い落としどころとして高耐久サイディングを選びました。
・自分たちの意見や要望がまとまっていないと打ち合わせも始まらないと思ったので、要望や疑問をふたりでノートにまとめたり、ショールームに行って比較検討したりしておきました。屋根に関しては、実際に施工している家を教えてもらって現地まで見に行きました。高浜市では瓦屋根に補助金が出るのでそれが利用できてよかったです。
・家は3回建てて満足とよく聞きますが、この1回で何も後悔がありません。あるとしたら、リビング入り口の電気スイッチの位置が5cm手前だったらもっと使いやすかったかなというぐらいですね、それも慣れました。

完成した家の中で一番好きなところはどこですか?また、それはなぜですか?

・リビングの畳の上でゴロンとしています。冬は窓に近い南側がポカポカ暖かくて好きです(ご主人)。
・低い座椅子のようなソファでくつろぐのも好きです(奥さま)。

新居の住み心地はいかがですか?

・引っ越ししてすぐの時も、びっくりするぐらい落ち着いて過ごせました。生活する様子を一生懸命考えながらプランを練ったので、その通りの家ができたなという実感です。建築中は妻が飲み物を持って足を運び「現場監督よりよく来るね」と大工さんに言われるほど。建築過程をずっと見ていたので、新しい家という感覚がなく最初から馴染めました。
・冬は浴室が冷えなくて快適でした。リビング畳の床暖房は、今ひとつ温かさが伝わってこない気がしたので、結局エアコンだけで冬を過ごしました。ただ、床暖房を付けなくても畳自体が温かいので、床座りの生活でも冷たいと感じませんでした。2階の寝室は冬でもエアコンを付けていません。

新居へ引っ越してからのお子さんの様子はいかがですか?

・子どもがキッチンに入ってきてもゆとりがあるので、この家に引っ越してきてから子ども用の包丁を買いました。今まで一緒にできなかった料理ができるようになりました。
・家が広くなり、おもちゃ置き場や幼稚園グッズ置き場といった子どもスペースを、見えるところにきちんと用意してあげられるようになりました。子どもが責任感を持ち、自分の決まり事を作って幼稚園の準備をしたり、おもちゃを片づけたりしています。洗濯した服を自分でウォークインクロ-ゼットに掛けにいったり、洗濯機に靴下を入れたりもしています。それができるのも、自分から見える1階の範囲で生活が完結しているからだ思います。

太陽ハウジングの対応はいかがでしたか? 担当の方にメッセージはありますか?

(営業担当 村田さんへ)
・村田さんとは最初からとても気が合って、釣りの話、福岡ネタなど打ち合わせの8割が雑談だったような気がします。
・断熱や換気システムを決める時でも、すべてを知って把握したうえで決定したかったので、最初の提案からぐるっと一周してそこに落ちつくということもありました。それに対してとことん付き合ってくれたことが嬉しかったですね。10か月という一般より長い時間かけてプランニングできました。
・持ち込みの土地でも、問題なく対応してくれた太陽ハウジングさんに感謝しています。

(設計担当 柴田さんへ)
・1回選んだ設備が廃番になってしまっても、メーカーに何度も聞いてくれたり、カタログにないものを探して提案してくれたりと、私たちの要望が叶うようにとても努力してくれたのが嬉しかったですね。

(現場監督 澤山さんへ 大工さんへ)
・一つひとつの決まった仕事を、とてもきっちりと確実にやってくれて本当に安心できました。図面上で食器棚のコンセントの位置を間違えたなと思って何気なく「ここだとレンジが置けないなぁ。置き方を変えようか」と諦めてつぶやいただけなのに、次に現場へ見に来た時には希望の位置に設けられていてびっくりしました。
・現場を見て出てきた疑問や確認にも、皆さん丁寧に教えてくれて感謝しています。

(太陽ハウジングの皆さんへ)
・皆さん話しやすく、細かい要望に対して決して否定せず本気で聞いてくれて、それが叶うように努力してくれたことが本当に嬉しかったです。これが大手だと融通が効かなかったかもしれませんね。小回りの良さは抜群でした。