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2023.11.16

家づくりコラム

【土地から探す方必見!】注文住宅の購入で動き始める前に知っておくべき内容とは?|前編

こんにちは、太陽ハウジングです。

 

これから注文住宅を検討する方からすると、どのような手順で家づくりを進めて行けば良いのか分からないという方が大半です。

 

家づくりは多くの方にとって一生に一度の買い物ですから、はじめてで分からないというのは当然だと思います。

 

いざ家づくりをスタートしてみると、想像以上に住宅会社が存在することがわかりますよね。しかも専門知識がないと理解しにくく読み解けない内容も多く存在します。

 

また、家づくりで「土地の購入」が必要な場合、何となく最初に土地を購入する段取りをしたほうが良いと感じますよね。そして自分たちが住む土地を見つけるためにSUUMO(スーモ)やアットホームなどのポータルサイトで土地情報を探して不動産屋さんに直接話を聞きに行こうと考えている方も多いのではないでしょうか?

 

あとで理由はご説明しますが、この行動は間違いだったりします。

 

 

また、住宅会社はどのように選んだら良いのか?予算はどのように決めれば良いか?など、家づくりの初期段階でもつまずいてしまいそうなことばかりです。

 

最初の行動を間違えてしまうと「土地購入で後悔する」「住宅会社迷子になる」「組むべき予算が分からず、建物にかける予算がなくなる」といような失敗をしてしまうかもしれません。

 

ということで、今回は「注文住宅の購入で動き始める前に知っておくべき内容とは?」をテーマにこれから家づくりをする方の道しるべとなる内容をご説明します。特に土地から注文住宅を検討する方は是非参考にしてください。

 

■土地探しで失敗しないために

注文住宅を建てる際に、まずは土地から探す方は多いと思います。

最初に土地を見つけるところから始めて、そのあとに住宅会社を選んだほうが良いと考えてしまうのではないでしょうか。

 

その結果、不動産のポータルサイトで土地情報を探して不動産屋さんに問合せをして話を聞き、土地案内をしてもらい、その土地を購入しようか検討すると思いますが、実はその行動は間違いです。

 

その理由は3つあります。

 

・不動産屋さんは土地のプロであって建物のプロではない

・不動産屋さんに足元を見られる可能性がある

・住宅会社を決める前に土地を購入すると、急いで住宅会社を決めなければならない

 

それぞれの理由について解説していきます。

 

 

■土地から探して購入してはいけない理由1

「不動産屋さんは土地のプロであって建物のプロではない」

 

まず、不動産屋さんの収益はご存じでしょうか?

主な収益は、不動産売買による仲介手数料、賃貸管理料、所有している不動産を売却したときに得られる売却益です。

 

ここでは、土地売買に関わる「仲介手数料」を簡単に説明します。

不動産屋さんに売買を仲介してもらう際に報酬として、物件の価格×3%+6万円×消費税を仲介手数料として不動産屋さんに支払います。

 

具体例としては、土地価格が1,000万円の場合の仲介手数料は1,000万円×3%+6万円×消費税となり396,000円になります。土地価格が3,000万円の場合の仲介手数料は3,000万円×3%+6万円×消費税となり1,056,000円になります。差額は66万円と利益に差が出てきます。

 

つまり、物件の価格が高ければ高いほど不動産屋さんには手数料が入ってくることになります。

 

また1,000万円と3,000万円の取引を行っても業務量は同じになります。物件価格により業務量が増減するなら利益差があっても仕方ないと割り切れますが、同じ業務量だったら少しでも高い土地を売りたくなりますよね。(皆さんもこの気持ちは分かっていただけると思います。)

 

不動産屋さんは、土地のプロなので土地相場や法規制などの知識は豊富ですが、その土地で建てる場合の建築費用がいくらなのか?建物を建てる際の懸念事項は何があるか?これらを把握していないことが多いですし、把握する必要もありません。

 

不動産屋さんにもよりますが「土地さえ売れれば良い」と思っている不動産屋さんも多いというのが現状です。多くの不動産屋さんはあまり建物に興味がないということを覚えておいてください。

 

そのため、土地を購入する際は、不動産屋さんではなく建物のプロである住宅会社に相談したほうが安心でしょう。

 

■土地から探して購入してはいけない理由2

「不動産屋さんに足元を見られる可能性がある」

 

不動産屋さんの収益は「仲介手数料」とお伝えしましたが、土地の価格が高ければ高いほど不動産屋さんに入る手数料も多くなります。土地を購入しようとする方の年収や自己資金など余力がある方に対して、少し高い土地を紹介するケースもあります。(中には、突然「土地価格を値上げされた」というケースも。)

 

土地探しにおいては、不動産屋さんにお客さまご自身だけで行かないことをオススメします。まず住宅会社に相談して、土地探しの最初の段階から、住宅会社に不動産屋さんとの間に入ってもらってください。

 

住宅会社の利益は建物で、その建物から生じる利益を得るために土地探しを行っています。不動産屋さんとのやりとりは任せた方が土地購入時のリスクは少なくなります。

(また、住宅会社に土地を探してもらう手数料は一切かかりませんので、ご安心を。)

 

 

次回のブログでは後編として、理由3「住宅会社を決める前に土地を購入すると、急いで住宅会社を決めなければならない」や、「住宅会社の選び方」「予算の決め方」なども解説します。