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2022.12.06

家づくりコラム

冬の悩み!結露の対策方法4選

こんにちは。太陽ハウジングです。

 

寒い日に発生する結露。毎朝掃除に追われている方もいらっしゃるのではないかと思います。この結露を放置しておくと大変なことになるかもしれません。

 

今回は結露が発生することで起こるデメリットと対策方法についてご紹介します。

●そもそも結露って何?
結露とは暖かく湿った空気が急に冷やされたり冷たいものに触れたりすることで空気中の水蒸気が水滴になる現象です。夏場に冷蔵庫で冷やしたペットボトルを出してしばらく放置しておくと周りに水滴がつきますが、これが結露です。

 

●結露が発生しやすい場所
結露が発生しやすい場所は室内外の温度差が激しい場所や空気の入れ替わりが少ない場所、湿気が多い場所の3点です。

 

いちばんわかりやすいのは窓ガラス。特に冬場の夜はキンキンに冷えた外気と暖房で暖められた室内との温度差が大きくなるため、結露が発生しやすくなるのです。

 

朝起きてカーテンを開けると窓ガラスにびっしりと水滴が……なんて経験もあるかと思います。

 

・実は怖い!?結露を放置することで起こること
結露を放置しておくことで窓ガラスや窓枠、クロス、カーテンなどにカビやダニが発生する可能性があります。高温多湿な環境だとホコリを養分としてどんどん繁殖してしまうのです。結露が発生しやすい場所はカビやダニの繁殖に最適な環境といえます。

 

窓ガラスや窓枠に黒い斑点がポツポツとできていたら要注意。それは黒カビかもしれません。一度発生してしまうと深く根を張ってしまうため、完全に除去するのは困難です。

 

カビやダニは健康にも大きな悪影響を及ぼしかねません。カビの胞子やダニの死骸が空気と一緒に体内に入ったり皮膚に付着したりすることで、アレルギーやシックハウス症候群を引き起こすことがあります。

 

さらに結露は住まいにも大きな損害を与えるおそれも。放置しておくとクロスや壁、床材、サッシが湿ってしまい、腐食することがあります。これが進行してしまうと建物全体の劣化にもつながりかねません。

 

「ただ水滴がついているだけ」と結露をあなどってはいけないのです。

●結露を防ぐ方法4選
ここからは結露を防ぐ方法について4つ見ていきましょう。

 

① 空気を入れ替える
結露対策でいちばん大切なのは室内の湿気を逃がすことです。でも、寒い冬はなるべく窓を開けたくないですよね。サーキュレーターで室内の空気を循環させるだけでも、湿気が一箇所にとどまりにくくなるため、結露予防につながります。

 

24時間換気が備え付けられているなら常にまわすようにしましょう。週1回程度は押入れやクローゼット扉を開けることで、収納スペース内の結露も防ぐことができます。

 

他にも室内干しの場合は洗濯物を干す場所に気をつけましょう。

 

② 窓ガラスを見直す
ガラスは熱伝導率が高く、外気温が低いと寒さが室内に伝わりやすいため、結露が発生しやすいです。複層ガラスやペアガラスにすることで、ガラスの間に空気層が形成されて熱が伝わりにくくなります。結露防止はもちろん、断熱や省エネ効果も期待できるなどメリットが多いです。

 

ちなみに太陽ハウジングではすべての窓が複層ガラスになっているので結露が発生しにくくなっています。

 

③ 水槽や観葉植物の位置に注意する
観葉植物は光合成をする過程で水蒸気を発します。水槽からは水が蒸発します。これらを窓際に配置すると湿度が高くなって結露が発生しやすくなってしまいます。水槽や観葉植物は換気扇やドアの近くなど、空気が循環しやすい場所に置きましょう。

 

④ 結露対策アイテムを使用する
結露防止シートや結露吸水テープ、結露防止スプレーなどを使うことで、水蒸気が窓ガラスに付着しにくくなります。しかし、これらは一時的な対策に過ぎません。

・まとめ
結露対策を行うことで掃除の手間が省ける、カビやダニが発生しにくくなって健康的に過ごせる、住まいの劣化を遅らせることができるなど、さまざまなメリットが得られます。

 

特に重要なのは窓ガラス。ペアガラスや複層ガラスにすればほとんど結露は発生しません。これから家づくりをされるのであれば、窓は複層ガラスかどうかもしっかりと確認されることをおすすめします。