アイコン太陽ハウジングのタッフブログ
アイコンテキスト

  • TOP>
  • スタッフブログ

2025.07.18

総務課・小林

八ヶ岳登山(硫黄岳~横岳~天狗岳)

こんにちは、総務課の小林です。 

6月下旬になりますが、1泊2日で八ヶ岳「硫黄岳(標高2760m)~横岳(標高2830m)~天狗岳(標高2640m)」へ登山してきました。

一日目はオーレン小屋にテントを設営し、硫黄岳と横岳へ、二日目は双耳峰の天狗岳に登ってきました。硫黄岳といえば、大迫力の「爆裂火口」、横岳山頂周辺に自生する希少な高山植物「ツクモグサ」、北・南八ヶ岳の中心にある天狗岳は抜群の眺望を誇ります。また、オーレン小屋は登山口からの距離も近いため、気軽にテント泊を楽しめる山小屋で久々の登山に丁度良い山行となりました。

暗闇の中、悪路を進み23時過ぎに桜平駐車場へ到着。空には満点の星!!明日は絶対晴れますね!!

では一日目スタート!!

 

整備された道を沢沿いに進むこと2時間弱でオーレン小屋へ到着。まずはキャンプ場でテントを設営し、空荷で硫黄岳へ。それにしても小屋名物のボルシチが気になります。

非常に整備されて歩きやすい登山道が続き、夏沢峠に到着すると硫黄岳が!!迫力ありますねぇ。

 

標高が上がるにつれ、登山道がガレてきました。ふと足元にイワカガミ。

振り返ると絶景の穂高連峰。槍の穂先までしっかり見えました。

ケルンも見えてきて頂上まであと少し。大迫力の爆裂火口を横目にどんどん進みます。ふと足元にツガザクラ。

到着!!!目の前に飛び込んできたのは圧巻の絶景!!!(横岳⇒赤岳⇒中岳⇒阿弥陀岳)

特に赤岳の存在感凄まじいですね。硫黄岳の平らな山頂は大勢の登山者の休憩場所に。赤岳バックにウェディングフォトの撮影もしていました。

景色を眺めながら横岳への稜線歩きを堪能します。途中の硫黄岳山荘前で休憩をしていると、隣の方が「あっ!彩雲!!」と声をあげたので見上げると、彩豊かな雲が・・・。調べたら吉兆の前触れだそうです。

それにしても横岳周辺は、オヤマノエンドウ、チングルマなどお花畑が広がっていますね。ハシゴやら鎖やらを通過し、何とか横岳登頂!!ここまでくると奥には富士山!!いいですねぇ。

あれ?注意しながら歩いてきましたが、ツクモグサが見当たらないなぁ...。改めて下山途中、すれ違った方に教わった自生場所を注意深く観察してみるとありました!!6月下旬で見ごろが過ぎているため、思い描いていた状態より成長してしまい、茎が伸びてしまっていました。ちなみに花言葉は活力(vitality)だそうです。

目的達成!!硫黄岳山荘まで戻る途中、一輪だけ咲いているコマクサ、ミヤマシオガマもパシャリ

お腹もすいたし硫黄岳山荘でカレーと生ビールを注文!!美味すぎて生き返りました。

あとはランチ営業に間に合うように急いでオーレン小屋まで戻り、気になっていた名物ボルシチを注文!!至福の時間です。普段の生活では食べないであろう、名物料理は心に残ります。

お腹も充たされたので、晩御飯は食べずにクラフトビール、持参した白州をキンキンに冷やして美味しくいただき一日目終了。ストレッチして早めに就寝し明日に備えます。

では二日目スタート!!

二日目も晴予報。絶景を楽しみに静かな樹林帯を進みます。それにしても八ヶ岳の苔生した森が雰囲気抜群ですね。天狗岳方面に足を進めると眺望の良い場所が・・・。

天狗岳(西天狗⇒東天狗)!!!快晴でこの稜線を歩けると思うとワクワクしますね。

振り返ると昨日登った硫黄岳!!昨日とは見え方が違って最高です。

岩場を進み続けること20分で東天狗岳へ到着!!

次回予定している立山もはっきり見えますねぇ。少し休憩して西天狗岳へ。

あっ!!なるほど。途中すれ違った団体ツアー客がザックを背負っていなかったのは、東天狗岳へ置いて行ったからか...と体力温存方法に感心すること20分で西天狗岳にも到着!!

あまりの絶景に後ろ髪惹かれながらテントを撤収し、約2時間で無事に登山口へ到着しました。ヤッパリ苔の雰囲気が素晴らしいですね。

 今回は二日間ともに天候に恵まれ、充実した休日を過ごすことが出来ました。

比較的歩きやすいルートを選んだので、硫黄岳だけなら危険箇所もなく運動習慣のある小学生なら十分楽しめると思いますので、ファミリー登山にもオススメです。

ご興味のある方は是非、行ってみてくださいね。