COLUMN

家づくりコラム

LDKは広いだけでいい?暮らしやすさを変える「ゾーニング」という考え方

こんにちは、太陽ハウジングです。

家づくりのご相談をいただくと、多くの方がこんな希望をおっしゃいます。

「LDKはできるだけ広くしたいです」

確かに、広いLDKは魅力的です。

20畳、25畳と聞くと、開放感のある気持ちのよい空間を想像します。

実際、近年の住宅ではリビング・ダイニング・キッチンを一体にした「LDK」の間取りが主流になっています。

「LDKは広いほどいい」と思われがちですが、実は、広さだけでは暮らしやすさは決まりません。
大切なのは「ゾーニング」という考え方です。

「テレビを見ていると、キッチンの音が気になる」 
「ダイニングで子どもが勉強していると、テレビが見づらい」
「LDKは広いのに、何となく落ち着かない」

空間は広いのに、思ったよりくつろげない。 そんな感覚を持つ方も少なくありません。

これは、「くつろぐ時間」と「活動する時間」が同じ場所で重なっていることが原因です。

では、なぜこうしたことが起こるのでしょうか。

■LDKが広くなった理由

少し前までの住宅では、リビング・ダイニング・キッチンがそれぞれ独立している間取りも多くありました。

しかし最近は、空間を広く感じられることや家族の気配を感じやすいことから、LDKを一体にした間取りが主流になっています。

・空間が広く見えること。
・家族の気配が感じられること。 
・移動がしやすいこと。

こうした理由から、LDKを一つの大きな空間にする設計が増えていったのです。

■家の中では、いろいろな時間が同時に流れている

家の中では、さまざまな行動が同時に行われています。

・料理をする ・食事をする
・テレビを見る ・子どもが勉強する
・在宅ワークをする

特に共働きのご家庭では、家族それぞれの生活時間が重なりやすくなっています。

LDKがひとつの大きな空間だと、こうした行動がすべて同じ場所で行われることになります。それが家族の気配として心地よいこともありますが、ゆっくり過ごしたい時間には、少し気になることもあります。

そこで最近、住宅の設計で見直されているのが「ゾーニング」という考え方です。

■空間を役割ごとに整理する「ゾーニング」

そこで最近、住宅の設計で見直されているのが「ゾーニング」という考え方です。

例えば、「くつろぐ場所」と「動く場所」を少し離すだけで、同じLDKでも居心地は大きく変わります。

部屋を増やすというより、ひとつの空間の中で距離や配置を少し工夫するイメージです。

下の図は、今回のモデルハウスの間取りです。リビングとダイニング・キッチンをゆるやかに分け、生活動線とくつろぎ空間を整理したゾーニングを取り入れています。

広さを優先すると、生活の動きとくつろぎ空間が重なり、落ち着かない空間になることも。

人は、ただ広いだけの空間よりも、少し落ち着ける場所がある空間の方が心地よく感じるものです。

同じLDKでも、リビングはゆっくり過ごす場所、ダイニングやキッチンは活動する場所というように、少し距離を取って配置するだけで、家の中の居心地は大きく変わります。

■LDKを「つなげる」ではなく「分ける」という設計

こうした考え方を取り入れた住まいが、高浜市湯山町に完成するモデルハウス「T-choice FOUR」です。

このモデルハウスは、「LDKを広げる」のではなく「時間を分ける」ことで、心地よさをつくった住まいです。

高浜市湯山町 モデルハウス「T-choice FOUR」

多くの住宅では、リビング・ダイニング・キッチンをひとつの空間として設計することが一般的です。しかし、このモデルハウスでは、リビングをダイニング・キッチンから少し切り離した設計になっています。

テレビを設置した壁を中心に空間をゆるやかに区切り、生活動線から少し距離を置いたリビングに。

料理や家事の動きから少し離れることで、映画を見たり、ゆったり過ごしたりする時間を落ち着いた空間で楽しめるように設計されています。

また、リビングは庭とウッドデッキに面した南側に配置され、大きな窓から光が入り、外とのつながりを感じながら過ごせるくつろぎの空間です。

■家事がラクになる生活動線

このモデルハウスのもう1つの特徴が、家事がラクになる動線計画です。

玄関からキッチン、そしてパントリーへとつながる動線を設け、買い物帰りの荷物をそのまま収納できるようにしました。重い荷物を持ったまま家の中を移動する必要がなく、毎日の家事を少しラクにしてくれます。

また、ランドリールームでは、洗う → 干す → しまう という洗濯の流れを一か所で完結できるように設計に。

家事を「移動」ではなく「流れ」にすることで、日々の負担を軽減しています。共働き家庭では、家事は「誰がやるか」ではなく、「誰でもできる仕組み」をつくることが大切です。

脱衣室と収納スペースを一体化させることで、誰でも片付けやすく、動線の中に家事が組み込まれることで、自然と家族で分担しやすくなります。

■間取りは「広さ」より「時間」

家づくりでは、LDK何畳、収納の広さといった数字に目が向きがちです。

もちろんそれも大切ですが、実際の暮らしやすさは、「家の中でどう時間を過ごすか」によって大きく変わります。

言い換えると、間取りは「空間」ではなく「時間」を設計するもの。

誰が、どこで、どんな時間を過ごすのか。

その視点で間取りを考えることで、住まいの心地よさは大きく変わります。

■実際の空間は体感してみるのが一番

高浜市湯山町モデルハウス「T-choice FOUR」では、今回ご紹介した暮らしやすさを意識した設計をご覧いただけます。

・生活動線とくつろぎ空間を分けたゾーニング 
・家事がしやすい動線計画
・収納を考えた間取り

図面や写真では分かりにくい空間の距離感や居心地は、実際に空間の中に立ってみるとよく分かります。

リビング・ダイニング・キッチンの距離感やソファーに座ったときの落ち着き、キッチンから見えるまわりの様子、家事動線のスムーズさ、こうしたポイントは、実際に歩いてみることで初めて体感できます。

高浜市湯山町モデルハウス「T-choice FOUR」では、今回ご紹介した「ゾーニング」の考え方を実際の空間で体感していただけます。

見学の際には、
「この家の中で、自分の定位置はどこになるだろう?」

そんな視点でも住まいを見てみてください。

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