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2025.06.26

【知らないと後悔する?】家づくりで失敗しないための「資金計画」とは?

こんにちは、太陽ハウジングです。

家づくりは「一生に一度の大きな買い物」。だからこそ、誰もが「理想のマイホーム」で安心して暮らしたいと願いますよね。

ところが、住宅購入後に約8割以上の方が何らかの後悔や不満を感じているという調査結果もあります。

中でも多いのが、「費用面」に関する後悔。

住宅ローンの返済が思った以上に負担だったり、住み始めてから予想外の出費が重なったりと、計画段階での見通し不足が原因となっているケースが多く見受けられます。

出典:マイナビニュース「住宅購入で後悔したことランキング」

こうした後悔を防ぐために重要なのが、「資金計画の見える化」です。

今回のコラムでは、マイホーム購入で後悔しないために押さえておきたい「資金計画の見える化」を、5つのステップでわかりやすくご紹介します。

家づくりを考え始めたばかりの方も、具体的に検討を進めている方も、ぜひ最後までご覧ください。

家づくりの後悔、その原因とは?

では実際に、家づくりを経験した方々は、どのような点で後悔しているのでしょうか?
代表的な声として、次のような例が挙げられます。

・過大なローン負担

「想定より毎月の返済がきつく、生活にゆとりがなくなってしまった」

「子どもの習い事や旅行を我慢することになった」

・予想外の費用発生

「固定資産税や外構・カーテン・家具など、見落としていた支出がたくさんあった」
「点検や修繕の費用まで考えていなかった」

このように、「お金の見通しの甘さ」が原因で、せっかくのマイホームに満足できない方は少なくありません。そして、こうした後悔に共通しているのが、「資金計画がしっかり“見える化”できていなかったこと」です。

「資金計画の見える化」が後悔を防ぐカギ

家づくりで大切なのは、「建物価格」や「土地代」だけではありません。

建てる前と建てた後にかかる、すべての費用を把握しておくことが、後悔しない家づくりの第一歩です。

下の図では、資金計画を見える化をするために大切な【3つの視点】をご紹介しています。

POINT 1|建てるために必要な費用の見える化

建物代・付帯工事費

本体価格だけでなく、給排水・電気工事、仮設工事などの「付帯工事費」も発生します。住宅会社によって範囲や金額が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

土地代

土地取得に必要な費用に加えて、土地の形状や地盤状況などによっては、「造成費用」や「地盤改良費」など、思わぬコストがかかることもあります。

諸費用

登記費用や外構工事、エアコン・カーテン・家具などの購入費用、各種手数料など、見落としがちな費用も計画に含めておくことが重要です。

POINT 2|住み始めた後に必要な費用の見える化

固定資産税・都市計画税

購入した土地の場所や広さ、建てた家の大きさにより税額が変わるため、購入前に目安を確認しておくと安心です。

メンテナンス費用

外壁塗装、屋根、設備機器などは年数の経過とともにメンテナンスや修繕が必要になります。どのタイミングでどの程度の費用がかかるのか、事前に把握しておきましょう。

POINT 3|適切な資金計画の見える化

借りられる金額と返せる金額は違う

「銀行の審査で通る金額=生活に無理のない返済額」とは限りません。
毎月の生活費・教育費・車の維持費なども含め、「返せる額」から逆算する資金計画が必要です。

●SNSや人の意見に引っ張られすぎないことも大切

憧れの暮らしに目を奪われすぎてしまうと、無理な予算設定に陥る恐れがあります。
自分たちのライフスタイルに合った「暮らしの優先順位」を明確にしておくことが大切です。

家は「暮らす」という目的は同じでも、後から必要な費用は、家族ごとに大きく異なります。この3つの視点をしっかりと見える化をしておかないと、「思わぬ出費で後悔…」という事態にもなりかねません。

家づくりの第一歩は、「未来のお金」まで見据えた資金計画から。

このあとご紹介する《資金計画の見える化5STEP》も、ぜひ参考にしてみてください。

資金計画の見える化5STEP

~「後悔しない家づくり」は、お金の全体像を知ることから~

家づくりでは、「思っていた以上にお金がかかった」「こんな費用が必要だなんて知らなかった」と、住み始めてから後悔してしまうケースが少なくありません。

その多くは、建築費や土地代だけでなく、住んだ後にかかる費用やローン返済とのバランスまで見通せていなかったことが原因です。

この章では、安心して理想の住まいを実現するための「資金計画の見える化5STEP」を紹介します。

この5つのステップを通じて、無理のない資金計画を立て、「今も将来も安心できる暮らし」を手に入れましょう。

【STEP 1】理想の暮らしを整理する

~家族の想いを言葉にすることが、計画の第一歩~

資金計画に入る前に、まず取り組んでいただきたいのが「どんな暮らしがしたいのか?」を家族全員で話し合い、整理すること。

家は単なる「モノ」ではなく、家族がこれから何十年と暮らす「人生の舞台」です。だからこそ、思い描く暮らし方や価値観をしっかり共有しておくことが、家づくりの軸になります。

たとえばこんな理想があるかもしれません。

「LDKは広く、家族全員で過ごす空間を大切にしたい」
「将来の在宅ワークに備えて、静かな個室がほしい」
「子どもがのびのび遊べる庭がある家に住みたい」

こうした理想は、間取りや仕様の選定、さらには予算配分にも直結してきます。

まずは、思いつく限りの希望を書き出してみましょう。

▼チェックポイント
・希望の間取りや広さ
・建物性能(耐震性・断熱性・省エネ性など)
・好きな外観・内装のテイスト
・住みたいエリアや周辺環境
・今の暮らしの不満点や改善したいこと
・家事・育児のしやすさ、将来のライフスタイル変化への対応

ご夫婦だけでなく、お子さまがいるご家庭では、子どもの視点や将来の成長も視野に入れることが大切です。これから何十年も住む場所だからこそ、「家族全員で価値観を見つめ直す時間」が、後悔のない家づくりの第一歩になります。

【STEP 2】理想を叶える方法を考える

~アイデアと工夫で、夢の暮らしに一歩ずつ近づく~

STEP1で「どんな暮らしがしたいか」を家族で言語化したら、次はその理想を「どうすれば実現できるか?」を具体的に考えていく段階です。

ここで大切なのは、理想をただ夢のままで終わらせるのではなく、現実的な方法に落とし込むこと。土地の選び方や間取りの工夫、優先順位のつけ方次第で、想像以上に理想に近づけることもあります。

理想の暮らし → 実現方法の具体例

「家族が集まる広いLDKがほしい」

⇒吹き抜けや間仕切りの少ない間取りにして、視線と動線がつながる空間に。
⇒ダイニング・キッチンを中心とした回遊動線にすることで、家事効率もアップ。

「子どもがのびのび遊べる庭がほしい」

⇒駅近ではなく、少し郊外の広い土地を選ぶことでコストとのバランスも良好に。
⇒外構計画で芝生やウッドデッキを取り入れて、遊び場と家族の憩いの場を兼ねる。

「将来の在宅ワークに備えた書斎がほしい」

⇒階段下や寝室の一角など、限られたスペースを活用した半個室という選択も。

「なぜ叶えたいのか?」を考えることで、軸がブレなくなる

たとえば「収納が多い家にしたい」という希望があるとします。

その背景に「物が多いから」「片づけが苦手だから」という理由があるなら、単に収納量を増やすだけでなく、使いやすい収納を設けることが本質的な解決になります。

ここで意識したいのが、「目的」と「手段」を混同しないこと

その希望、目的と手段が入れ替わっていませんか?

家づくりでは、「手段」が「目的」になってしまうことがあります。

たとえば…
「書斎がほしい」 ⇒ 手段
⇒本当の目的は「集中できる作業スペースがほしい」ことかもしれません。
⇒リビング横にワークスペースを設けるだけで満たされる場合も。

「アイランドキッチンにしたい」 ⇒ 手段
⇒本当の目的は「家族と会話しながら料理がしたい」「開放感がほしい」など。
⇒対面キッチンや間取りの工夫でも目的は達成できるかもしれません。

このように、「なぜそうしたいのか?」という本当の目的を見つめ直すことで、より柔軟で現実的なアイデアにたどり着けるかもしれません。

モデルハウスやプロからヒントを得るのも効果的

理想の実現方法を考える中で、「これは自分たちでは思いつかなかった!」というアイデアに出会えるのがモデルハウス見学やプロへの相談です。

「回遊できる家事動線」
「パントリーの配置」
「将来を見据えた可変性のある間取り」

など、たくさんの工夫が詰まった実例から、理想を現実に近づけるヒントを見つけてみてください。

ポイントまとめ

・書き出した理想に対して「どうすれば実現できるか?」を家族で検討
・「なぜ叶えたいのか?」を明確にし、手段と目的を混同しない
・モデルハウスや専門家からの提案も積極的に取り入れる

【STEP3】理想の整理・バランスを考える

~「手段」と「目的」を混同しない!優先順位をつけて本当に叶えたい暮らしを明確に~

STEP1で理想の暮らしを言語化し、STEP2でその実現方法を考えたら、次は「何を大切にするか=優先順位を決める」ステップです。

家づくりにはさまざまな希望がある一方で、土地の条件や予算などの制約もあります。
すべてを叶えるのは難しいからこそ、「これだけは譲れない」という軸をしっかり持つことが、後悔しない家づくりにつながります。

手段と目的を混同しないように注意!

家づくりの希望を整理していくと、「こういう土地がいい」「こんな間取りにしたい」といった「手段」ばかりが前に出てきてしまいがちです。
でも、それが本当に望んでいる「目的」になのか、一度立ち止まって考えることが大切です。

たとえば…

理想(手段):「スーパーが徒歩5分圏内」
本当の目的:「毎日の買い物をラクにしたい」
別の手段:「大容量パントリーでまとめ買い」なども選択肢に。

理想(手段):「広い庭がほしい」
本当の目的:「子どもをのびのび遊ばせたい」
別の手段:「近所の公園」「室内遊び空間」なども検討できるかも。

このように、手段と目的を切り分けることで、他にも現実的で満足度の高い選択肢が見えてきます。

複数の理想をどうバランスよく組み合わせるか

理想をすべて盛り込むと、予算オーバーや土地の条件に合わなくなることも。
だからこそ、家族で話し合って優先順位をつけましょう。

「これは必ず叶えたい」
「これは代替手段がありそう」
「これは状況次第で見直してもいい」

こういった整理ができていれば、次のSTEP「土地探し」でも迷わずに進めます。

ポイントまとめ

・理想の実現、「手段」が「目的」とズレていないか確認を
・「なぜそれを望むのか?」を掘り下げることで、優先順位が明確に
・家族で「譲れない軸」と「柔軟に考えられる部分」を共有する
・手段の選び方を見直すことで、限られた条件の中でも満足のいく選択ができる

【STEP4】理想を実現する土地を探す

~土地探しは理想の暮らしが見えてからがスタートライン~

多くの方が、家づくりの第一歩として「土地を探し始める」イメージを持たれますが、金額のバランスや、理想の暮らしのイメージができていないまま土地を決めてしまうと、あとから「この土地じゃ思い描いていた暮らしができない…」と後悔することも。

最近ではインターネットでも土地を探すことができますが、人気エリアではネット掲載前に売れてしまったり、パッと見ただけではハザードエリアや環境の問題がわからないなど、注意が必要です。

土地探しでよくある落とし穴と、信頼できる相談先とは?

以下の図では、ネット・不動産屋さん・住まいづくりのプロそれぞれの特徴を整理しています。土地探しをどこに相談するかは、家づくり全体の成功に関わる重要なポイントです。

ネットや不動産屋さんだけでなく、住まいづくりのプロに相談することで、「理想の暮らしが叶えられるか」という視点から土地を提案してもらえます。

建物と土地は別々に考えるのではなく、理想の住まい像に合わせてバランスよく検討することが大切です。

ポイントまとめ

・土地探しは「情報量の多さ」と「建物とのバランス視点」がカギ
・ネット掲載されていない土地情報や、条件の裏にある落とし穴を見抜くには、プロの視点が有効
・理想の暮らしを実現できるかどうかを軸に、土地を選ぼう

【STEP5】信頼できるパートナーと家を建てる

~自分たちに合った住宅会社を選び、信頼できるパートナーと家づくりを進めよう~

希望の土地と、叶えたい住まいのイメージが固まったら、いよいよ家づくりへ
ここからは、プロの力を借りながら、理想の住まいをカタチにしていくステップです。

「住まいづくりのプロ」と一口に言っても、住宅会社にはさまざまな種類があります。
それぞれの特徴を知ったうえで、自分たちに合った会社を選ぶことが、満足できる家づくりへの近道になります。

住宅会社の主な3タイプと特徴

種類特徴向いている人
大手ハウスメーカーブランド力と技術力が高く、全国展開。 展示場やモデルハウスも充実。品質や安心感を重視したい人
地域ビルダー地域に根ざした対応で、柔軟な設計や土地情報に強みがある。地元で信頼できる会社とじっくり進めたい人
ローコストメーカー価格を抑えた提案や、限られた予算での家づくりに対応。費用を重視しつつ、自分らしい家を建てたい人

「どこに頼むか」で家づくりは大きく変わる

家づくりは、人生でもっとも大きな買い物のひとつ。だからこそ、「信頼できる住宅会社=家づくりのパートナー」を見つけることが何よりも大切です。

・こちらの話をじっくり聞いてくれる
・理想や不安に寄り添ってくれるか
・建てた後のサポートがしっかりしているか

こういった視点も踏まえて、複数の会社を比較・検討しながら、自分たちの価値観に合う会社を選びましょう。

太陽ハウジングが選ばれる理由

私たち太陽ハウジングは、知立・刈谷エリアを中心とした地域密着のビルダーです。
創業以来、お客さま一人ひとりの理想に寄り添い、「建てる前も、建てた後も安心が続く住まいづくり」を大切にしてきました。

家は、建てて終わりではありません。

私たちは、お客さまが「この家を建ててよかった」と心から思えるようなサポート体制を整えています。

太陽ハウジングが選ばれる5つの理由

1. 土地探しに強い|非公開物件を含む豊富な情報網

知立・刈谷を中心に、地元密着ならではのネットワークを活かして、WEBには出ない非公開土地情報もご紹介可能。理想の暮らしにぴったりの土地選びを全力でサポートします。

2. 完全自由設計の注文住宅「Tセレクション」

間取りや内外観デザイン、仕様まで、すべてをお客さまのご希望に合わせてプランニング。既成プランでは実現できない、“本当に叶えたい住まい”を形にします。

3. 誠実で丁寧なスタッフ対応

「何でも話せる」「相談しやすい」と多くのお客さまからお声をいただくスタッフ陣。住宅営業ではなく、家づくりのパートナーとして、資金・土地・設計すべてをしっかりサポートします。

4. 建てた後も安心|最長50年の長期保証と定期点検

長く安心して暮らしていただくために、定期点検やアフターメンテナンスを実施。最長50年の長期保証制度もご用意しています。

5. オーナーズクラブとイベントでつながる「その後の暮らし」

太陽ハウジングでは、家を建てた後のつながりも大切にしています。オーナーさま限定のファンサイトや感謝祭、暮らしに役立つ情報交換の場などを通じて、建てた後も続く、あたたかい関係づくりを大切にしています。こうした「その後の暮らし」まで寄り添う姿勢こそが、私たちの家づくりの特徴です。

「こんな家に住みたいけど、どう進めたらいいかわからない」
「土地の探し方や資金計画が不安…」
「何から始めればいいの?」

そんなお悩みをお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

家づくりで後悔しないために大切なのは、資金計画の見える化と、信頼できるパートナー選びです。

私たち太陽ハウジングは、知立・刈谷エリアを中心に、非公開の土地情報や完全自由設計の住まい、安心のアフターサポートを通じて、お客さまの「理想の住まいづくり」をお手伝いしてきました。

住まいづくりに不安を感じる方も、どうぞお気軽にご相談ください。
ご家族の想いに丁寧に寄り添い、資金・土地・設計・そして住んだ後のことまで、トータルでご提案いたします。