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2023.02.18

実施設計課・松井

寒い時期に読む本は、雪国の物語を。

こんにちは、設計課の松井です。

今年の冬は寒いですね。寒い時には雪国を舞台にした物語を読むと気持ち的に楽になる(?)ので、図書館にてそれらしいのを物色しました。

 

活字中毒な私の休日は図書館(主に安城市図書館『アンフォーレ』)でフラフラしております。アンフォーレは蔵書がとっても多く、ネット予約もできるので便利です。

 

『洋書コーナー』を見ておりますと、ちょうど、私のお気に入りのシリーズが出ていたので早速お借りして速読‼

 

アメリカの作家であるC.Jボックスの人気シリーズ『狩猟区監理官』です。↓↓↓

シリーズもので、今回お借りしたのは第16作目。

物語の舞台はアメリカ合衆国北中部の山岳地帯のワイオミング州で、有名なところでは世界初の国立公園『イエローストーン国立公園』があります。ワイオミング州は標高が高いわりに夏は普通に暑いようですが、冬は大雪になるという地域ですので、物語の大半は雪の中だったりするわけです。

 

主人公は、こうした自然豊かな地域を管理する管理官。

ワイオミング州は州の半分は合衆国政府の所有らしいのですが、住民はエルク(シカ科の巨大な鹿)やその他の野生動物&川に生息する魚などと共に生活しています。そこに多くの観光客が狩猟や釣りなどを目的として訪れます。そうした観光客の乱獲や犯罪を取り締まることが主人公のお仕事ということで、森林警察みたいな感じでしょうか。

 

このシリーズは物語も秀逸ですが、アメリカにおける自然&動物などの環境問題も題材になっています。

 

  • 観光客による乱獲、
  • 油田発掘による環境問題、
  • 地元住民の「牧畜だけでは生活が苦しい」という社会的問題、
  • 空き地を活用しようと導入した風力発電による野生動物への影響

などなど、

このシリーズが20年以上続いていますが、その時々の時事社会問題がわかるので毎回考えさせられます。

※多少のフィクションはあると思いますが。

 

また、主人公が真面目で馬鹿正直であることで損な役回りだったりするのですが、こういう愚直な生き方がいいなと思えます。

 

日本の環境問題も同様のケースで問題となってますし、住宅などに使用されている木材についても、特に輸入木材については違法伐採が世界的大問題となっている事実もありますので、一概に他国の問題と考えてはいけないのかなと思います。

食事のときの「いただきます」と同じような意味合いで、木についてもリスペクトがあれば見方や考えが変わるのかなと思うわけです。

そして、図書館帰りに近くの『おとうふ工房  いしかわ』で『おから食パン』を買って帰るのがルーティン。